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設計理念
日本には古来から、何千年何百年と時を越え、日本の象徴とも云える建造物が多く残っていまね。
日本人の魂が懐かしくも安らかにもなる場所になっております。
神社仏閣に田舎の風景に山や川、海などの自然。
不思議ですね。魂の故郷のように、心惹かれるのは何故でしょうか。
欧米化を否定するわけではありませんが、日本の風土に合うのは、やはり木造建築ですね。日本の家屋の良さは、建物全体が呼吸をしている事です。湿度調節を壁、畳、障子、襖など、全てが役割を果たしてくれているのですね。杉は空気を浄化、活性炭の要素が、檜は浄化、殺菌。松は粘り強く構造材に適し、栗は腐りにくく、建物の土台に適しているなど、自然の力に勝るものはないのです。
それらを、大工、左官、建具師など職人さんが昔から伝授されたきた匠の技と知恵に自然の恵みをかり調和のとれた、人にも建物にも地球にも優しい、いつの時代も受け入れられる、そんな家造りが出来るのです。
木造家屋では、仕様により耐久年数等違いはありますが、古さが価値を見出し、古さが美に変わる。これも不思議ですね。
もちろん、人も怪我したり、病気になったりするように建物も生きているので、手を入れないと駄目になってしまいますが。
外国はわかりやすいですね。気候風土にあった街並みが、国を象徴してますね。その国の代表的建造物を見なくとも。海外から見て日本の住宅から歴史や文化、国の持つ誇りなど感じられるのでしょうか。疑問ですね。日本の伝統や歴史、技術を大切に自信を持って、一般住宅にもいかす事が出来れば素晴らしいのに一軒でも多くと、願います。
遠い未来の為、遠い過去を振り返ってみてほしい。良いものが、ずっと残っているように、今が大事なのです。もし、和の良さを少しでも興味をもたれたら嬉しいです。日本の材料を出来れば地元のもので、先人の生活の知恵などもお借りして、素敵な我が家の歴史を。過去から今そして未来に繋ぐ。そんなお手伝いをさせて頂けたらとスタッフ一同お待ちしております。